弊社が施工させていただいた最新のリフォーム事例です。
リフォーム概要:
いわき市四倉地区
N様邸
・合併浄化槽の設置工事
合併浄化槽は、公共の下水施設が整備されていない地域で、トイレの汚水や生活排水をまとめて一か所に集めておくタンクを指します。溜まった汚水は定期的に市の指定企業が汲み取りに来ます。ちなみに単独浄化槽はトイレの汚水のみ溜めておくものです。
いわき市では、「浄化槽整備事業」として、合併浄化槽を設置する際に補助を行う制度もあります。詳しくはこちらから
今回は合併浄化槽を設置する工事をさせていただいたリフォーム工事のご紹介。作業内容は以下のようになっています。
合併浄化槽を設置する場所を決め、重機を使って必要なスペースを確保するため地面を掘削。
合併浄化槽のタンクを重機を使って持ち上げ、配置。
合併浄化槽のタンクを掘ったスペースへ設置。
タンクを入れた後の穴の中の隙間を埋め、整地して、コンクリートで覆う。
完成した様子がこちら。
他にも配管などの作業もありますが、作業工程での大き目のイベントは以上のように。初めて見る方やお子様には結構見てて面白いのではないかとも思います。
この施主様の事例では、ハウステック社のKTG-7という7人槽サイズの合併浄化槽タンクを導入しました。メーカーによると、地球環境にやさしく、低炭素社会の実現に貢献しようというコンセプトのもと設計、製造された浄化槽とのこと。国の低炭素社会対応型浄化槽(省エネ型)のブロワ消費電力にも適合しています。
浄化槽設置工事は、浄化槽設備士という資格保有者が行うことが義務付けられています。浄化槽設備士は、資格合格率が2割~3割と比較的難易度が高いのですが、弊社には2名資格保有者がいます。この記事でご紹介した工事案件を含め、多くの工事をこれまで行っており、経験豊富なベテランが工事をさせていただいているので、施工主様もみなさまが安心してご依頼いただいております。
浄化槽は頻繁に不具合が出るものではありませんが、汚水が漏れだしたり詰まったりすることがあります。環境保護や衛生面でよくないので、変だなと思ったらお気軽にご相談ください。