住宅リフォーム事例:床改修工事O様邸

畳からフローリングに床をリフォーム

弊社が施工させていただいた最新の室内床のリフォーム事例です。

リフォーム概要:
いわき市勿来地区
O様邸
・床材選定支援
・旧床材、畳等の撤去、産業廃棄物処理対応
・床下養生(湿気防止対策、シロアリ対策に土間シートと断熱材設置)
・床下基礎工事
・床材設置
工事期間:2日半

今回は築100年を超える、以前は米農家の収穫後米を保管していた蔵を、住宅に改築したお宅のリフォームをさせていただきました。
畳の一部がベコべコ沈む感じなので見てほしい、というご相談をいただき、現場調査をしたところ、畳をはがすと下写真のような状態になっていました。

畳床フローリングへ変更リフォーム工事_現場調査
畳をはがしてみると…

湿気が多く入ってくる構造のため、湿気が溜まってしまっていて床材が腐っており、それと関連してシロアリにも若干喰われていたことが原因でした。

これを受けて、住宅にリフォームして以来床下は改修していないということもあり、畳部分だけでなく床下の基礎部分も含め改修しましょう、と提案しました。

畳床フローリングへ変更リフォーム工事_ビフォア
床リフォーム ビフォア

畳と床材をすべて剥がしてみると、下の写真のようになっていました。

畳床フローリングへ変更リフォーム工事_畳床材撤去
畳と床材を撤去した後の様子

幸い床材を固定する部分はかろうじて使える状態だったため、弱っている台座を交換し、その上に使える角材を乗せ、湿気対策に土間シートと断熱材を入れ、合わせてシロアリ予防の措置をしました。

畳床フローリングへ変更リフォーム工事_畳床材撤去
フローリング基礎工事完了

最後に、一番よいとされる桜の木のフローリング材を敷いて、無事完了しました。

畳床フローリングへ変更リフォーム工事_桜のフローリング材設置完了
床リフォーム アフター

職人2人でほぼ2日で完了させるスピード感ある施工工事でした。


床下は住んでいる方は普段ほぼ意識しないところで、目も届きにくい場所です。そのため湿気やシロアリ被害がかなり進まないと、床下の不具合に気づきにくいです。
今回のお客様のように、何かおかしいと感じられたり、カビ臭かったりするときはきちんと対応できるところにまずは相談されることが、被害を最小限に抑えるためのコツです。
築年数が10年を過ぎたら、一度状態確認だけでもされることをお勧めします。その後も10年単位でチェックすることで、より長く快適に使え、大事な不動産の価値を下げるリスクが減ります。

お客様の声:
いつかはやらなきゃと思っていましたが、歩いていて床が抜けたら怪我でもしそうだったので現場調査からお願いしました。
状態確認後のご提案が適切で、床材を選ぶのにも丁寧にかつきちんとした説明で納得できたためすぐに手配していただきました。
寝室に使っている部屋のため、短い工期でやっていただけてありがたかったです。
また、工事後の掃除がしっかりされていて、すぐに家具を運び込めるようにきれいにしてくれたのが非常に嬉しかったです。

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